垂直離着陸、韓国初の民間無人ヘリコプターが飛行に成功
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.26 11:29
韓国型民間無人ヘリコプターが初飛行に成功した。韓国航空宇宙産業(KAI)は24日、全羅南道(チョンラナムド)の高興(コフン)航空センターで独自開発した垂直離着陸無人ヘリコプター「NI-600VT」がホバリング飛行と左右方向転換などを成功的に遂行し飛行調整性能と安定性を確認したと明らかにした。
2人乗り有人ヘリコプターを無人機に改造したNI-600VTは600キログラム級垂直離着陸無人ヘリコプターで、自動飛行制御や航空電子など核心システムはKAIが開発した。KAI関係者は「試作機開発から2年ぶりに初飛行が成功した。有人機を無人機に転換したという点で他の機種も無人化の可能性を確認した」と話した。続けて「今年中に飛行テストを終え来年から2段階開発に入るだろう」と付け加えた。1段階初飛行では地上統制装備を通じて飛行したが、2段階は自動で艦上に着陸できる水準まで引き上げる計画だ。